令和6年度滋賀県近未来技術等社会実装推進事業補助金に採択されました
株式会社アプリズム(本社:大阪市中央区 代表取締役:仙敷 久善)は、滋賀県が公募する、滋賀県近未来技術等社会実装推進事業補助金に採択されました。
本補助事業は、滋賀県産業振興ビジョン2030(令和2年3月策定)に基づき、滋賀県内をフィールドに、近未来技術等の社会実装に向け、企業等からの申請に基づく実証実験や実現可能性調査の経費に対して助成し、事業化に向けた取組の促進を図り、滋賀県内産業および経済の発展を図ることを目的として実施されます。
本事業では、近畿最大級の広大な敷地と最新の設備を保有する滋賀県内の乗馬クラブ『ラクエドラゴンホースパーク』(滋賀県大津市)において、AIによる馬の異状監視の実現性について実証実験を行います。
馬はデリケートな生き物で、病気や怪我をしたときには早期発見が非常に重要です。
馬の飼育に関わる事業者では、深夜や定休日にも見回りスタッフを常勤させ、緊急時にも迅速な対応ができるような体制で運営しておりますが、人手不足の深刻化により、十分に見回りの人員を配備できない事業者が増加しております。
本実証実験では、乗馬クラブ施設内の馬が休養する小屋(馬房といいます)内に馬の様子を捉える為のAIカメラを設置し、馬に起こる変化を発見することができるかを検証し、緊急時にスタッフへ通報するシステムを構築するための基礎研究を実施いたします。
当社の保有するAI技術を最大限に発揮し、本実証実験の中で得られた研究成果や実現性を基に、馬事業界の発展に大きく寄与できる製品づくりに努めてまいります。